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転職活動におすすめの自己分析ツール5選【実際にやってみました】

自己分析ツール5選

転職活動のために自己分析をしようと思っても、どうやっていいかわからない。

多くの人がそんな悩みを抱えていると思います。

今回は、おすすめの自己分析のツールを5つ厳選して紹介します。

実際に使ってみた結果も載せていますので参考にしてください!

転職活動に自己分析が必要な理由

転職活動を成功させるためには、徹底的な自己分析が鍵となります。

ここでいう「成功」とは、年収アップはもちろん、楽しくやりがいを感じながら働けるかという観点の成功も指しています。

  • 年収は上がったけどブラックな環境でストレスがかかっている
  • 楽な仕事だけど退屈している

こういった状況は成功とは言えません。

転職活動に自己分析が必要になる理由は大きく以下の3つです。

転職活動の軸を決めるため

まず、社会人は転職活動の時間があまり取れません。

少ない時間の中で、自分がやりたいことと生活のためにお金を得られることの妥協点を探る必要があります。

そこで、自己分析を通じて自分の能力が生かせる環境を理解し、その環境を中心に自分のやりたいことを照らし合わせていくことが重要です。

自分の生活を守りつつ、好きなこと、得意なことを仕事にするため、自己分析はしっかりと行う必要があるのです。

履歴書や職務経歴書の作成のため

履歴書や職務経歴書には、自分の強みやPRポイントを書くことがあります。

自分が思っている自分の強みと、客観的な視点からの強みのどちらも整理しておくと、書類作成の際に迷わずに書くことができます。

そのため、これから紹介する自己分析ツールは、「自分ってこういう人だよな」という簡単な自己分析をしてから取り組むと良いでしょう。

履歴書や職務経歴書の書き方は以下の記事を参考にしてください。

自分の認識と客観的な診断を比べてみましょう

面接官に対して自分をアピールするため

採用の担当者も、あなたがどんな人なのか、どんな強みを持っているのかを知りたいと思っています。そのため、自己分析に紐づいた以下のような質問をされることがあります。

  • 自分の長所はどんなところだと思うか
  • 自分が苦手なことは何だと思うか
  • 周囲からどんな人だと評価されることが多いか
  • これまで自分が最も嬉しかったことは何か
  • チームでの役割はどんなことをすることが多いか

自分をよく知って、エピソードと共に話せるように準備しておく必要があります。

僕が面接を担当するときは、周囲からの評価を聞くことが多いです!

おすすめの自己分析ツール5選

ここからは、実際に僕が使ってみておすすめしたいと思った自己分析ツールをご紹介します。

他にも色々と試しましたが、とりあえずこの5つをやっておけば大体の自己分析はできると思います。

リクナビNEXT「グッドポイント診断」

まずは、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」です。

志向を分析する質問を通して18種類の強みのうち5つを診断してくれます。

診断結果はなんと8568通りもあるそうで、かなり詳細なタイプ分けがされるようです。

リクナビNEXTグッドポイント診断画面

グッドポイント診断をするためには、リクナビNEXTへの会員登録が必要になります。どのみち大半の転職者は登録すると思うので、この機会に登録しておきましょう。

一切お金はかかりませんし、転職に役立つ情報をメールで送ってくれるので、転職希望者は損をしないサービスです。

会員登録が終了すると、診断が可能になります。以下のような画面になるので、あとは自分の直感でサクサクと回答していきましょう。

リクナビNEXTグッドポイント診断画面2

質問は第1部〜第3部まであります。1点残念というか大変なポイントとして、質問数が結構多く、しっかり回答しようとすると30分くらいかかることがあります。その分、正確で詳細な診断結果が手に入るのでトレードオフではありますが、まとまった時間を取らなくてはいけないという点で少し大変かなと思います。

寝る前に回答していたら寝落ちしそうになる長さです

回答が終わると、以下のような診断結果の画面になります。

リクナビNEXTグッドポイント診断画面3

5つの強みをわかりやすくまとめてくれています。

上記の画像は実際に僕が受けたときのものですが、確かに決断力と柔軟性はかなり当たっているなと思いました。この診断結果を元に履歴書や職務経歴書を書けそうですね。

ぜひ、リクナビNEXTに登録してやってみてください。

doda「キャリアタイプ診断」

dodaのキャリアタイプ診断は、強みや弱み、能力などがわかり、さらに適した働き方や企業風土まで診断してくれる自己分析ツールです。

利用にはdodaの会員登録が必要ですが、登録後は約10分で診断が可能です。

以下のような画面から診断を開始できます。

dodaキャリアタイプ診断画面

キャリアタイプ診断では、以下のように「性格・気質傾向」「能力傾向」「行動基準」「仕事スタイル」「企業風土」という観点から診断をしてくれます。

dodaキャリアタイプ診断画面2

結果は自己PRや志望動機に使えそうですね。また、企業選びの軸として活用することもできると思います。

他の企業の診断との違いは、大きくは以下の3つかなと思いました。

  1. 自分に向いている「仕事スタイル」や「企業風土」がわかる
  2. 診断結果に基づいた適切な企業紹介をしてもらえる
  3. 自分の可能性がわかる

仕事のスタイルについて診断してくれるのは結構珍しいです。仕事のスタイルがあっていないと、毎日仕事をするだけで疲弊してプライベートがなくなってしまったり、反対に仕事が退屈に思えてしまって日常にハリがなくなってしまうこともあります。

自分の夢や深層心理を分析して、最適な仕事がわかるのはいいことですが、ではそれがどこの企業ならあっているのか?という点は自分で考える必要があるサービスが多い中、キャリアタイプ診断は仕事のスタイルまで教えてくれるのでありがたいですね。

登録が少し面倒ですが、ぜひやってみましょう。

doda転職タイプ診断

続いて、同じくdodaの転職タイプ診断もおすすめです。

こちらはキャリアタイプ診断とは違い、全員登録なしで診断を受けることができます。

また、所要時間も7分程度で、お昼休みにも手軽に受けられるのが非常にいいですね。

doda転職タイプ診断

あとはSTARTをクリックしてサクサクと回答していくだけです。

直感的に答える質問だけなので、あっという間に終わります。

以下は僕が実際にやってみた診断結果です!

doda転職タイプ診断2

僕はキャリアアップ重視タイプでした。確かに、スキルが身につくかどうかは転職においてとても重視しているので、結果は合っているなと思いました。

とはいえ、診断がすごく簡単なこともあり、これだけで自己分析になるかと言われると微妙です。あくまでも参考程度にとどめ、他の診断を受けてみたり、自分でさらに結果を深掘りしてみるのがいいと思います。

dodaエゴグラム適職診断

続いて紹介するのもdodaの診断です。エゴグラム適職診断を紹介します。

エゴグラムとは、エリック・バーンというカナダの精神科医が提唱した「交流分析」という心理学パーソナリティ理論をもとに、弟子のジョン・M・デュセイが考案した性格診断法です。

人の心を5つに分類し、その5つの自我状態をグラフにしたものです。

5つの自我状態というのは以下を指します。

  • CP(支配性):厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らない
  • NP(寛容性):優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切。
  • A(論理性):論理的な心。現実を重視しており、知的で計算能力が高く、合理的。
  • FC(奔放性):自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自己中心的。
  • AC(順応性):協調的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまう。

性格によって合っている仕事が違うという観点から、心理学的なアプローチで適職を診断してくれます。

エゴグラム適職診断は誰でも無料、会員登録なしで受けることができます!

dodaエゴグラム適職診断

全部で50問ですが、これもサクサク答えられるのでそんなに時間はかかりません。

以下が僕の診断結果です。

dodaエゴグラム適職診断2

信頼される女将タイプ」らしいです。優しさが高めなのに協調性は低いってちょっと面白い結果ですね。

確かに、協調性はあまりないと思います。いいと思ったものは譲らないタイプなので、診断にもその部分が反映されたのかな?と思いました。

しかし、こうやって結果を見てみると協調性が本当に低い。転職というより、一人で仕事をした方がいいのではないかと思いますね。

皆さんもこの診断を通して、自分の性格と適職を見つけてみると面白いと思います。

ただ、この診断では性格の特性は簡単に分かりますが、詳細は分かりません。あくまでも参考程度にとどめるのが良いと思います。

16Personalities(無料性格診断テスト)

最後は転職サイトの診断ツールとは違いますが、16Personalitiesという有名な性格診断テストをご紹介します。

こちらの診断は全世界で使われている性格診断テストで、非常に正確な診断だと有名です。

16Personalities診断画面

日本語版のサイトは上記の画像の通り。12分以内で終わらせるというのは、考え込まずになるべく直感で回答していくほうがいいからです。思った通りに、スピーディーに回答していきましょう。

16Personalities診断画面2

僕の診断結果ですが、討論者タイプでした。エネルギーとアイデンティティが高めで、「時に負け犬になりたがる」という診断がグサっときました。負け犬になるというか、多数が常識と思っていることを疑い、「それって違うんじゃないの?」と反論するのが好きなので、かなり当たっているなと思いました。

エジソンと同じタイプらしく、嬉しいです!

まだ転職を考えていないという人も、友達や同僚とやってみると面白いと思います。

まとめ

おすすめの自己分析ツール4選をご紹介しました。最後に表でそれぞれの良い点と悪い点をまとめておきます。

自己診断ツール良い点悪い点
リクナビNEXT
グッドポイント診断
18種類の強みのうち5つを診断
診断結果は8568通りで、詳細な診断が可能
会員登録が必要30分くらいかかる
doda
キャリアタイプ診断
自分に適した仕事のスタイルがわかる
診断結果に基づいておすすめの企業を紹介してくれる
会員登録が必要
doda
転職タイプ診断
会員登録が不要
サクッと診断できる(7分程度)
かなり簡単な診断のため、参考程度にしかならない
転職サイトのサービスなので、診断は転職をおすすめする方向に帰結しがち
doda
エゴグラム適職診断
会員登録が不要
性格からどんな仕事が合っているか診断できる
詳細な分析ではないため、あくまでも参考程度にしかならない
16Personalities会員登録が不要かなり詳細に性格を分析できる
同じタイプの著名人がわかるため、目標が定めやすい
転職用ではないため、どんな仕事が向いているかは診断できない少し時間がかかる

それぞれ一長一短ありますが、全部試しても1時間以内で終わります。

転職活動をはじめたいけど何をしたらいいかわからない人や、履歴書・職務経歴書を書いていて行き詰まっている人におすすめです。

自己分析を通じて自分を見つめ直し、転職を成功させられるように頑張りましょう!

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