キャリパトは、求人を紹介してもらう転職エージェントではなく、自分の強みや判断軸を整理して「次のキャリアを自分で選べる状態」を目指す有料のキャリアコーチングです。
転職するか迷っている人や、エージェントから求人を紹介されても決め手が分からない人には候補になります。一方、今すぐ求人紹介だけを受けたい人には、転職エージェントのほうが合います。
この記事は2026年8月9日時点の公式情報をもとに作成しています。料金・提供内容は申込前に公式サイトで再確認してください。
キャリパトの要点
| サービス | 有料キャリアコーチング |
|---|---|
| 主な支援 | キャリア戦略の設計、意思決定、実行支援 |
| 期間 | 各プログラム90日・オンライン5回 |
| 料金 | 戦略設計33万円、戦略実践27万5,000円(いずれも税込)+入会金5万5,000円 |
| 求人紹介 | 主目的ではない |
| 無料相談 | 通常の初回相談は無料。担当者指定など例外は公式案内を確認 |
転職エージェントとの違い
転職エージェントは企業から紹介手数料を受け取り、求人紹介や選考支援を行います。キャリパトは利用者が料金を支払い、特定求人への応募を前提にせずキャリア戦略を整えるサービスです。
「応募先はあるが選ぶ基準がない」「転職すべきかも含めて整理したい」ならコーチング、「具体的な求人を早く見たい」なら転職エージェントが向いています。両者は併用も可能です。
料金とプログラム
キャリア戦略設計プログラム
料金は33万円(税込)、オンライン面談5回、期間90日です。自分の価値観・強み・市場との接点を整理し、キャリアの判断軸を作りたい人向けです。
キャリア戦略実践プログラム
料金は27万5,000円(税込)、オンライン面談5回、期間90日です。すでに方向性があり、転職活動などの実行を伴走してほしい人向けです。
いずれも入会金5万5,000円が別途かかります。カード・銀行振込に対応し、カードの分割可否や総支払額は申込時に確認してください。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 転職するか現職に残るか判断できない
- 求人条件だけで転職先を選び、後悔した経験がある
- 自分の強みや中長期の方向性を言語化したい
- 費用をかけても第三者の伴走を受けたい
向いていない人
- 求人紹介を最優先したい
- 費用をかけずに転職活動を進めたい
- 答えをすべて担当者に決めてほしい
申込前に確認したいこと
- 相談したいテーマがプログラム範囲に含まれるか
- 担当者との相性と面談外サポートの範囲
- 総額・支払方法・中途解約や返金の条件
- 転職エージェントを併用する場合の役割分担
無料相談では、悩みをきれいにまとめておく必要はありません。「なぜ今の働き方に迷っているか」と「相談後に判断できるようになりたいこと」をメモしておくと比較しやすくなります。
まとめ
キャリパトは、求人紹介より先にキャリアの判断軸を整えたい人向けです。料金は安くないため、無料相談で支援範囲と担当者との相性を確認し、無料の転職エージェントでも解決できる悩みか比較してから判断しましょう。
キャリパトを利用する前の判断シート
キャリアの整理を重視するサービスは、面談を受けた満足感ではなく、転職判断と求人選びに使える基準が残るかで評価します。面談前に「転職するか」「どの職種へ行くか」「どの条件を優先するか」のうち、何を決めたいか一つ選んでください。
| 確認点 | 面談後に残したい成果 |
|---|---|
| 強み | 経験、行動、成果を求人で使える言葉にした一覧 |
| 価値観 | 譲れない条件と妥協できる条件の順位 |
| 方向性 | 候補職種と、選ぶ理由・選ばない理由 |
| 行動 | 書類、求人確認、面接準備の期限 |
求人紹介も受ける場合は、整理した条件が実際の提案へ反映されているか確認します。合わない求人を断った後に提案が改善するか、応募を急かさず比較時間を取れるかも重要です。
別のサービスを併用する基準
方向性は整理できたが求人の母数が足りない場合は総合型、専門職の評価が分からない場合は特化型を追加します。同じ役割のサービスを増やすのではなく、足りない機能だけ補ってください。
自己分析の進め方、総合型エージェントの選び方、転職サービス3問診断を使うと、面談の前後で判断基準を比較できます。
面談前に書き出す5つの問い
- 転職を考え始めた出来事は何か
- 現職で変えられることと変えられないことは何か
- 過去に集中できた仕事と消耗した仕事は何か
- 年収・仕事内容・働き方の優先順位はどうか
- 半年後に転職しなかった場合、何を後悔するか
回答が曖昧でも構いません。担当者が答えを代わりに決めるのではなく、経験へ質問を重ね、本人が比較できる言葉へ変えられるかを見ます。
求人提案を受けた後の評価
提案された求人を「興味がある・ない」で終わらせず、仕事内容、身につく経験、評価、上司、働き方、年収に分解します。面談で整理した価値観と一致する点、妥協が必要な点を書き、応募する理由を自分の言葉で説明できる求人だけ進めます。
キャリア相談の結果、転職しない判断になることもあります。その場合も、現職で交渉する条件、学び直す内容、再検討する期限が決まれば面談の成果です。求人紹介を受けること自体をゴールにしないでください。
有料・無料を含む支援の条件を確認する
サービスの支援内容や料金体系は申込経路・時期で変わる可能性があります。相談、求人紹介、書類・面接支援のどこまでが対象か、追加契約があるかを公式画面で確認してください。無料で求人紹介を受ける場合も、企業から紹介手数料を受け取る仕組みを理解し、勧められた求人が自分の判断軸に合うかは自分で評価します。
相談後に判断軸が深まったかを確認する
良い相談は気分が軽くなるだけでなく、次に比較すべき条件が具体化します。面談前後で転職理由、避けたい環境、生かしたい経験、次の行動がどう変わったかをメモしてください。担当者の結論に納得したかではなく、自分で求人を選ぶための質問が増えたかが評価基準です。
初回から特定の進路へ強く誘導される、料金や支援範囲の説明が曖昧、検討時間を取れない場合は即決しません。期間、解約条件、返金条件、面談回数、成果物を申込前に確認し、画面や書面を保存してから判断してください。
